あらためてジェニファー・ロペスのプロフィールを簡単に
ニューヨークのブロンクス出身で1969年7月生まれなので間もなく55歳になられるようです。
芸能デビューは1986年で、俳優として活動を始められました。音楽の世界への進出は意外に遅く、1999年アルバム「On The 6」でデビュー。シングル『If You Had My Love』がいきなりビルボードHot100で5週連続1位獲得。その後も浮き沈みはあるもののコンスタントに活動していた後に2014年のアルバムを最後に止まっていたところ、10年ぶりのアルバムが2024年2月にリリースされました。
そのニューアルバム「This Is Me… Now」の中からリードシングル『Can’t Get Enough』をまずはお聴きください。
新曲は個人的には懐かしく感じるサウンド
2000年代は中国で暮らしていたので新しい洋楽を聴くことはかなり困難な状況でした。
ADSLにも及ばないネット環境の悪さに加え、グレートファイアウォールと呼ばれる政府によるネットの制限をかけられていて、海外サイトの閲覧が厳しい状況でした。
そんな中で唯一ガンガン聞けたのが「DISCO(CLUB)」という場所でした。自分好みの曲はどこでかかってるかなど、有名どころはほぼ行き尽くし、週数回通っていた時期もありました。基本的にはHIPHOPが主流で、トランスやレイブ系のかかる店もありました。
一番通い詰めた2005年でボクがお気に入りで通っていた店では、ブラック・アイド・ピアーズやビヨンセなどがパワープレイされていました。もちろんその中にジェニファー・ロペスの『Get Right』も。
そんな感じですからボクの頭の中にはこれらがまとまって2000年半ばのサウンドとしてインプットされています。ということですので、前にご紹介した『Can’t Get Enough』がなんとなく懐かしく感じるのかもしれません。人によっては全く違うと思われるかもしれませんね。
ではボクがそう感じているビヨンセの『Crazy in Love』とFatman Scoopの『Be Faithful』をお届けします。そしてジェニファー・ロペスの『Get Right』もどうぞ。
四半世紀前を振り返ってみる
それでは最後に、冒頭でご紹介した5週連続1位を獲得した1999年の『If You Had My Love』をお送りします。個人的にもうすでに四半世紀経っているってのが信じられないです。