現在80年代シティポップが盛り上がっているようです
最近では話題の韓国人プロデューサー兼DJのNight Tempo氏が桃子さんファンということで9月に「ザ・昭和グルーブ」の第10弾としてリリースしたりと、シティポップの盛り上がりが注目されていますね。そこで今日は今も変わらぬ美貌とウイスパーボイスの菊池桃子さんをご紹介します。
桃子さんは80年代はアイドルという位置づけでご活躍されていましたが、取り巻きのクリエーター陣もすごい方々ばかりでした。歌手としては1984年『青春のいじわる』でデビューし、その後の『雪に書いたLOVE LETTER』、『卒業-GRADUATION-』、『BOYのテーマ』、『もう逢えないかもしれない』など、12枚のシングルはすべて林哲司さんが作曲というまさにシティポップの王道です。
アイドルからの脱皮「ラ・ムー」の結成
1988年からは元プリズムの松浦義和さんがリーダーとして結成された「ラ・ムー」での活動を開始。ブラコンテイストのポップ・ロックといったイメージで、当時のこの手のJ-Popでは最先端のサウンドだったんではないでしょうか。アルバムは『THANKS GIVING』の1枚のみですが、今聴いても全く違和感のないクオリティです。Youtubeにはいくつかアップされていますが、今回はダイドードリンコのCMソングにもなった『愛は心の仕事です』をシェアしましたのでぜひ聴いてみてくださいね。
ラ・ムー解散後も女優や音楽活動は継続
ラ・ムー解散後の1989年以降は女優としての活動が多くなりましたが、90年代には鈴木雅之さんとのデュエットで『渋谷で5時(1994年)』を1993年のアルバムから両A面シングルとしてリリース。MVはお二方ご本人がこの曲をデュエットする打ち合わせのために「渋谷で5時」に待ち合わせるという設定です。当時の桃子さんと鈴木雅之さんや90年代の渋谷の雰囲気が見れますのでぜひご覧くださいね。