イギリスのバンド「Jigsaw（ジグソー）」は1966年に結成され、1968年にデビューしました。1975年のカンフー映画「The Man from Hong Kong（邦題：スカイハイ）」の主題曲として制作された『スカイ・ハイ』はUSチャートで3位まで上昇し、日本でもヒットしました。
イントロのインパクトが大きかったこともあり、ミル・マスカラス、元日ハムの二岡選手、元阪神の八木選手、CMなど、日本でも多くのシーンで使われていたので40代以上の方ならご存じの方も多いと思います。まずはその『スカイ・ハイ』をお届けします。
そしてなんと80年代シティポップで現在よく話題に出てくる林哲司さんが、このJIGSAWに楽曲を提供していたんです。林哲司さんのデビューは1973年で、その4年後の1977年に『If I Have To Go Away』をJIGSAWがリリースしています。
MVを見ていると、髪型や着ている衣装がこの時代を象徴しているように思います。元々ロックバンドとして野生的なイメージで売り出していたそうですが、ポップな方向性へと変わり、”アイドルっぽい”今で言うビジュアル系バンドのようなポジションへ進んでいったようです。
JIGSAWは10枚近いアルバムをリリースしたものの、残念ながら1981年に解散。半世紀近く経った今でも、この『スカイ・ハイ』は流れたりすることがあり、今後も忘れられることのない1曲として残っていくんでしょうね。
