ジョージ・ベンソン(George Benson)『Turn Your Love Around(1981年)』File0006

1980年代

今では考えられないですね、ご本人がCMに登場

本来はJAZZに分類されるはずのアーティストですが、80年代辺りからポップス、AOR色が強くなってきましたね。そう、「ジョージ・ベンソン」さんの登場です。

ボク自身がまともにアルバムを買って聴いていたのは、1976年の「ブリージン」から1988年の「トゥワイス・ザ・ラヴ」の間ぐらいですが、それでも12年。デビューが1964年で、現在も78歳で活躍中というからスゴいです!ご紹介したい曲が多すぎて困りましたが、ボクと同世代の方ならきっと耳にしたことがあるだろうなぁ~という曲をピックアップ。

この曲は1981年リリースで、当時パイオニアさんの「プロジェクトG7」というコンポ(コンポーネントステレオのことです。)のCMに採用され、しかもなんとご本人登場!

楽曲制作はビル・チャンプリン、ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー。参加アーティストがデヴィッド・フォスター、デヴィッド・ペイチ、ジェフ・ポーカロなどなど、ほぼほぼTOTOですがとにかく豪華な面々でビックリですね。

この曲はソウルチャートで1位、ビルボードHot100で5位、ジャズチャートでもトップ10入りしました。50~60代の方ならわかるかもしれませんが、1994年にはイーストエンド×ユリの「DA.YO.NE」にも使われています。

とにかくオシャレでカッコよすぎる、まさにAORの王道的な楽曲『Turn Your Love Around』をお届けします。

ノージャンルの極上ミュージック「ブラコン」

と、同時にこのあたりからクインシー・ジョーンズが手掛けたりでポップ色が強くなり、JAZZというより広く「ブラックコンテンポラリー」と言うくくりに属していたように思います。個人的には「ギヴ・ミー・ザ・ナイト(1980年)」、「ユア・アイズ(1983年)」、「20 / 20 (1984年)」は今でもよく聴いています。

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