まもなく11年ぶりの来日公演、80歳オーバーの歌姫。
82歳で現役、ツアーで来日とパワフルな歌姫ダイアナ・ロス。あまり洋楽を聴かない方でも1990年の今井美樹さん主演のTVドラマの主題歌になった『If We Hold On Together』はご存知かと思います。日本のオリコンでも4位を獲得しました。年齢から考えると今回が最後の日本公演になるかもしれませんね。
❏ 2026年5月23日(土):神奈川・Kアリーナ横浜
❏ 2026年5月25日(月):大阪・大阪城ホール
ダイアナ・ロスは1959年に音楽活動を開始、1961年にシュープリームスとしてモータウンからデビューしました。シュープリームス時代にも『You Can’t Hurry Love(恋はあせらず)』、『Stop! In the Name of Love』、『You Keep Me Hangin’ On』など多くのヒット曲を残し、フィル・コリンズやキム・ワイルドなど多くのアーティストもカバーしています。
1970年にはソロ活動を開始、1972年には映画「ビリー・ホリデイ物語」、1975年には「マホガニー物語」の主演を務めるなどの活躍の場を広げていきました。
知る人が聴けばすぐに分かるギターのカッティングとベースライン
1980年5月リリースの「diana」は11枚目のオリジナル・アルバムで、ナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズがプロデュースしたまさに「CHIC」色満載の全米R&BチャートではNo.1、世界的にも大ヒットしたアルバムです。
アルバムが丸ごとCHICそのままやん!といった感じですが、その中の代表曲『Upside Down』をお届けします。全米チャートでは4週連続1位を獲得しました。
昨年は『Upside Down』のカバー曲も
昨年はベーシストのサンダーキャット(Thundercat)がゲームアプリの企画で同曲をカバーしたことでも大きな話題を呼びましたね。彼のお父さんはダイアナ・ロスやシュープリームスのバックでも叩いていたドラマーだそうです。親子代々50年近く繋がっているんですね。
多分初めて聴いたダイアナ・ロスの歌声はこの曲『Do You Know Where You’re Going To』
以前にロバータ・フラックをご紹介したときにネスカフェのCMに使われていたとお話しましたが、ダイアナ・ロスの『Do You Know Where You’re Going To(マホガニーのテーマ)』も同じく1980年代半ばにはネスカフェのCMで採用されていました。
楽曲自体は1975年リリースで映画の主題曲となり、1976年に入ってからビルボードHot100で1位を獲得。1976年はちょうどボクが中学生になった頃で、ラジオで音楽番組をよく聴いていたため耳に焼き付いてました。これがダイアナ・ロスとの出会いだったと認識しています。
奇跡のコラボ、これも名盤『Diana & Marvin』
お届けする『You are Everything』のオリジナルは1971年にリリースされたスタイルスティックスで、ビルボードチャートで9位、R&Bチャートで10位を獲得しました。その曲を1973年リリースのアルバム『Diana & Marvin』に収録、リードシングルでリリースされ、こちらもR&Bチャートで15位を記録しました。
確か10年近く後の20歳前後(80年代前半)ですがアルバム買って聴いてました。まさに”奇跡のコラボアルバム”と言われるとてもいいアルバムです。いま聴くとなんとなくホッコリする優しいサウンドに仕上がっています。
またデュエットだと1981年のライオネル・リッチーとの『Endless Love』は全米チャート9週連続1位の驚異的な記録を残しています。
あとがき:ネスカフェのCMってスゴいなぁ~
上記でダイアナ・ロスに加えロバータ・フラックの楽曲がCMに採用されていたとお話しましたが、他にも名曲がズラリ。最も有名なのは『DABADA』でしょうか。この曲聴くとコーヒーの映像が脳裏に浮かんでくるほど洗脳されています。(笑)
その他、バーブラ・ストライザンド、ベット・ミドラーなど海外アーティストを始め、久保田利伸さんや小田和正さんなど日本のアーティストもズラリ。
とにかくテレビかラジオが日常の音楽情報収集源だったボクら世代のCMソングっていうのは未だに鮮明に残っていますね。今やPCやスマホなどでサブスクやらYoutubeやらで手軽に聴けてしまう便利な時代になりましたが、逆にその分スピードが早くあっという間に過ぎ去ってしまう作品も多いような気がします。なので面倒でも聴くことに集中する昨今のアナログ盤ブームは必然なのかと。
アルバムをちゃんと1曲目から順に腰を据えて聴くということは音楽を始めクリエーターに敬意を示すことでもあるのではないかと思います。
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