George Duke(ジョージ・デューク)『Sweet Baby』File0122

1980年代
martinより:
martinより:

本日は今月8月が命日のジョージ・デュークをご紹介します。

67歳でこの世を去ったジャズ・フュージョン界のピアニスト

ジョージ・デュークの2013年8月5日の訃報からからすでに11年が経ちました。遡ると1981年、高校の同級生でベーシストだった友人の影響でジャコ・パストリアスやスタンリー・クラークを知り、「クラーク/デューク・プロジェクト」というアルバムに出会いました。当時は「ジャズ」というジャンルはあまり聴いていなかったのでジョージ・デュークのことは知らずスタンリー・クラークのアルバムの一つとして聴いたのですが、コテコテのジャズでもソウルでもなく、ちょうどAOR系の音楽に興味を持っていた頃だったのでバシッとハマってしまいました。

「クラーク/デューク・プロジェクト」としては1981年、1983年、1990年で3枚のアルバムをリリース。まずは1981年4月9日リリースのプロジェクト1stアルバムから代表曲と言えるスローバラードの『Sweet Baby』をお届けします。この曲はビルボードHot100でも19位、アルバムはビルボード200で33位でした。このアルバムはボクのフェイバリットアルバムでもあり、43年経った今聴いても全く色褪せないオススメのアルバムです。

ファンキーなディスコサウンドをふんだんに取り入れた80年代

先ほどお話ししましたように1981年の「クラーク/デューク・プロジェクト」との出会いをきっかけにジョージ・デュークを聴き出し、特にポップ色が強くなってきた70年代後半以降に遡り、1980年リリースのアルバム「A Brazilian Love Affair」以降のものはよく聴くようになりました。

特にリアルタイムでガッツリ聴いたのは1982年リリースのアルバム「Dream On」です。ちょうど大学生になり、ディスコでアルバイトをしていたときにもよくかかっていたのがそのアルバムの中の『Shine On』でした。そういう意味でもスゴく思い出深い一曲です。この曲を1983年の東京公演からお届けします。

ちなみにこのライブでの観客席まで降りてのパフォーマンス、今では考えられない光景です。個人的にはテンポ早すぎっ!って思うのですが、ノリノリのライブならではですね。

1983年リリースのアルバムもダンサブルな楽曲が盛りだくさん

1982年のアルバム「Dream On」に続き、1983年にリリースされたアルバム「Guardian of the Light」もダンサブルなナンバー盛りだくさんで、こちらもボクのフェイバリットアルバムの1枚です。

ファルセット・ヴォイスをふんだんに使った歌唱力も手伝って、アップ&スローの切り替えがまさにダンスホールのようですね。また先ほどご紹介した『Sweet Baby』のようなスローバラードも彼の魅力です。

このアルバムからはディスコでもパワープレイされていた『Reach Out』をお届けします。

初めて行った海外アーティストのライブがジョージ・デューク

実はボクが初めて海外アーティストのライブに行ったのがこのジョージ・デュークでした。1983年の大阪公演でしたがとにかく素晴らしいライブで、参加アーティストもとにかくスゴかったです。個人的にはバンドでベースをやっていたこともあり、ルイス・ジョンソンを生で見れることに興奮し、ギターがポール・ジャクソンJr.と、ホントに見ごたえのある公演でした。この来日公演の東京公演は「Live Tokyo Japan 1983」としてDVD化されましたが、現在は製造は打ち切られているようです。Youtubeでは今でも観ることができるのでホントにありがたいです。

タイトルとURLをコピーしました