80年代後半のダンスミュージックテイスト満載の最新曲
2025年4月からR&B3部作シリーズとしてシングルをリリースし、フィナーレ曲の『LOVE DEEPER』は久保田利伸さんの『流星のサドル』をサンプリング。プロデュースは「m.c.A・T」こと富樫明夫さん。富樫明夫さんは初期の「DA PUMP」のプロデュースや楽曲提供など、90年代の日本のダンスミュージックを牽引したおひとりでもあります。ご本人もMVの頭に登場されています。富樫明夫さんに関してはまた追ってご紹介したいと思います。
ではまず当時のダンスミュージックテイスト満載の『LOVE DEEPER』をお届けします。80年代後半を席巻したテディー・ライリー(GUY)の匂いがプンプンする1曲です。
せっかくなので3部作第1弾のダンスチューン『Take It Back』もお届けします。
オーディション「THE FIRST」かをきっかけにソロデビュー
「REIKO」と聞いても知らない方も多いと思いますので簡単にご紹介します。
2021年にSKY-HIさん主催のオーディション「THE FIRST」が開催され参加したフィリピン生まれの男性アーティストですが、残念ながら「BE:FIRST」のメンバーには選出されませんでした。元々歌やダンスは未経験だったらしいのですが、SKY-HIさんに将来性を見込まれトレーニー(練習生)として契約し活動を開始。
そしてその後の2023年10月に『BUTTERFLY』でメジャーデビューを果たしました。
今後の活躍に期待
2021年の「THE FIRST」のオーディション風景はYoutubeにアップされています。その中から第3時審査のものをピックアップしてみました。彼のパフォーマンスは7:55から観ることができ、このときは「RAIN(SEKAI NO OWARI)」を課題曲として歌唱しています。
コレを見ると4年での成長がスゴいなと感じます。それでもまだまだ伸びしろがありそうですので今後のさらなる飛躍に期待したいと思います。
90年代J-Danceサウンドも今の時代にブレイクしている!?
冒頭でご紹介した富樫明夫さんを含め、80年代後半から90年代前半にかけて日本のダンスミュージックシーンで活躍されたアーティストは結構いるのですが、90年代からは小室哲哉さんの大活躍でユーロビート系のダンスミュージックがメジャーだったような気がします。
個人的にはR&Bなどのブラックミュージック系が好きだったこともあり、横山輝一さん、米倉利紀さん、UNISONAIR、JADOESなどを聴いていました。俗に言われている「シティポップ」よりはダンスミュージック寄りですが、ゴリゴリのヒップホップまでではない感じで、海外の80年代ファンクグループやニュージャックスイングのテイストが満載の80~90年代J-Danceでした。
今後はそのへんのアーティストも順次掘り起こしていきたいと思います。