90年代前半のサウンドが凝縮されている1stアルバム
1992年にデビューを果たしたウェンディ・モートン。調べたところこれまでにチャートインするようなビッグヒットが生まれたというわけではないようですが、ボク自身1stアルバム「Wendy Moten(ウェンディ・モートン)」がお気に入りでフェイバリットアルバムの一つになっているのでご紹介します。このアルバムはちょうど90年代前半を象徴するサウンドが凝縮されており、ボク的にはホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー、キャリン・ホワイトなどなど、その頃の歌姫の美味しいどころを寄せ集めた印象でした。
ではまずデビューシングルなる1992年リリースの『Step By Step』をお届けします。ちなみにデビュー前の1988年にはデビー・ギブソンの前座で参加したり、マイケル・ボルトンのバック・シンガーをしていたそうです。
スローバラードもホイットニー・ヒューストンばりに聴かせてくれます
先ほど紹介したデビューアルバムはアップとスローがバランスよくうまく収録されていて、スローナンバーもホイットニー・ヒューストンに負けずと聴かせてくれます。
では1994年にシングルカットされた『So Close to Love』をお届けします。
実は何かと日本と関わっているアーティストなんです
日本でも1995年に中西圭三さんのアルバムでデュエットしたり、日本のバラエティ番組のエンディングテーマに起用されたり、1994年には武道館での「JT SUPER PRODUCERS ’94 デヴィッド・フォスター」でゲスト・シンガーとして出演しホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を披露したりと、何かと日本と関わって来られています。そのときの動画があるのでアップします。ボクの敬愛するデヴィッド・フォスターも紹介の際に彼女のことを絶賛されています。
また1996年来日時には日本の歌番組に出た際に安室奈美恵さんの『Don’t Wanna Cry Song』を日本語で熱唱されています。スイマセン!ボクは知らなかったのですが、これはぜひご覧ください。
2ndアルバム『Time For Change』のクリエーター陣は超豪華
そして1995年リリースの2ndアルバム「Time For Change」のプロデューサーはなんと、デヴィッド・フォスター、キャロル・ベイヤー・セイガー、ジェームズ・イングラム、ランディ・グッドラム、マイケル・J・パウエル、アーロン・ジグマンなどなどそうそうたる面々でなかなか聴きごたえがあります。
では最後に1995年にアルバムからシングルカットされた『Change of Heart』をお届けします。