日本のCMにも起用されたアジアンポップス
マレーシアのSheila Majid(シーラ・マジッド)をご紹介します。歌は英語ではなくマレー語ですが、モータウン・サウンドがお好きだとのことでジャンルとしてはR&B系で中にはJazzyなものもあります。80年代後半~90年代前半あたりの音が満載で、キャッチーなメロディが多く聴きやすいのが特徴です。
ちなみに1989年の第18回東京音楽祭アジア大会にも出られていて、そのころの日本のCMソングにも起用されています。今回ピックアップしたのは東京音楽祭でも熱唱した『Sinaran(シナラン)』です。(マレー語で”放射線”という意味のようです。)この曲なんかは、80年代に日本のアーティストが日本語で歌ってても違和感ない楽曲ですね。
その後の動向は?
アルバムを重ねるごとに曲がゆったりとしたアダルトな雰囲気になっていってますが、最近はどうされているのか調べても2008年のアルバムを最後に情報が途切れてます。ワーナー・インドネシアの公式チャンネルで2012年にアップされた『Dengarkanlah』という曲が一番新しいのでシェアしておきます。ゆったりとしたボサノヴァです。アジアン・ボッサ、よろしければ聴いてみてください。
ベストアルバムをピックアップしました(2025.12.10追記)
久々にチェックしてみるとピックアップした『Sinaran(シナラン)』のMVが見れなくなってしまったようなのでベストアルバム(2015年)をピックアップしてシェアしました。
昔ながらのポップス感があったり、演歌風のものがあったりと、日本人には聴きやすい楽曲が多いように感じます。ご興味あればぜひチェックを。
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