梁静茹(LiangJingRu≒リャン・ジンルゥ)について簡単に・・・
2000年代に中国に関わったことのある方なら知っている方もおられると思いますが、ボクのC-Popフェイバリットアーティストの一人である「梁静茹(LiangJingRu≒リャン・ジンルゥ:フィッシュ・リョン)をご紹介します。
彼女は子供の頃から歌が好きでいろいろなコンクールに出ており、高校生の頃、台湾の有名プロデューサーの目に止まり、1997年に台湾に移住した後の1999年に台湾でデビューしました。デビュー後は、「ラブソングの女王」、「癒しの女王」、「マレーシアの光」と呼ばれていました。実はマレーシア生まれなのですが籍は広東省仏山市順徳区とのことで、標準語と広東語で歌われているようで、英語名は「フィッシュ・リョン」なんです。ボクが聴いていた2000年代前半は彼女も20代だったのに、1978年6月生まれなのでもう47歳になっちゃいましたね。
いろいろチェックして簡単にご紹介すると上記のような感じになりますが、あまりにも情報が少なくてごめんなさい!
まずはボクが大好きな2007年リリースの『会呼吸的痛(HuiHuXiDeTong)』をご紹介します。MVは日本が舞台で、北海道の新夕張が出てきます。
余談ですが、この曲はボクが北京に住んでいた頃、毎年暖かい時期になると休みの日の運動とリラックスを兼ねて毎週プールへ行っていて、ちょうど2007年の夏はそのプールのBGMで流れていたのがこの曲なのでスゴく記憶に残っているんです。ただ残念ながらココ(朝陽公園)のプールは2008年開催の北京オリンピックのため閉鎖されました。
多くのアーティストがカバーしている名曲『可惜不是你(KeShiBuShiNi)』
続いては2005年リリースの『可惜不是你(KeShiBuShiNi)』をお届けします。タイトルをそのまま訳すると「あなたじゃないのが残念」となりますが、内容的には過去に”あなたがしてくれたことを思い出して感謝しています”的な内容の歌詞です。メチャ切ない曲なのですが、この曲は多くのアーティストがカバーするほど愛されているようです。
2000年代に中国に関わった方ならおそらく誰もが耳にしている曲
この曲は2000年代に中国に関わっていた方ならよくご存知の「光良(GuangLiang)」の楽曲で中国ではよく流れていました。そう、2000年リリースの『勇气(YongQi)』です。もう25年も経っていますが彼女の代表曲でもあり、とてもいい曲なのでぜひ聴いてください。
ちなみに中国に駐在していた日本人なら「光良(GuangLiang)」の曲は『童話(TongHua)』なら聴いたことがある方は多いかもしれませんね。彼についてはまた追ってアップしたいと思います。
梁静茹はホントの多くのいい曲があるのでオススメです。Spotifyなら「梁静茹」でも「Fish Leong」でもちゃんと出ます。またご本人について詳しく知りたい方は中国のWikipediaである「维基百科」や「百度百科」にあるので、中国語がわかる方はぜひご覧ください。

中国の「C-Pop」について
ボクは2003年から14年近く中国で暮らしていたのですが、やはり2000年代の楽曲はすごく印象に残っています。なぜならグレートファイアウォール(中国の検閲で海外のサイトに繋がらない)のために中国国内の楽曲を聴く機会が増えたためです。
以前にもご紹介した「金海心」をはじめ、多くの中国アーティストの曲を聴く環境となったのはある意味すごく良かったと思っています。ちょっと演歌チックな曲もあり、日本人には結構ハマりやすい曲もあるのかなぁ~っと。ボク自身いろいろ観たいC-Popアーティストがいるのですが、この「梁静茹」が来日したら絶対に見に行きたいと思っています。
そして中国で生活していた2003年から2016年までの流行り曲はそれなりに聴いていたので、また順次ご紹介したいと思います。