シーラ・マジッド(Sheila Majid)「Sinaran(1986年)」File0003

1980年代

 マレーシアのSheila Majid(シーラ・マジッド)をご紹介します。歌は英語ではなくマレー語ですが、モータウン・サウンドがお好きだとのことで、ジャンルとしてはR&B系で中にはJazzyなものもあります。80年代後半~90年代前半あたりの音が満載で、キャッチーなメロディが多く聴きやすいのが特徴です。(個人的な見解ですが、ヴァネッサ・ウィリアムスが好きな方にはオススメかもしれません。)

 ちなみに1989年の第18回東京音楽祭アジア大会にも出られていて、そのころの日本のCMソングにも起用されています。今回ピックアップしたのは東京音楽祭でも熱唱した「Sinaran(シナラン)」です。(マレー語で”放射線”という意味のようです。)この曲なんかは、80年代に日本のアーティストが日本語で歌ってても違和感ない楽曲ですね。


 アルバムを重ねるごとに曲がゆったりとしたアダルトな雰囲気になっていってますが、最近はどうされているのか調べても2008年のアルバムを最後に情報が途切れてます。ワーナー・インドネシアの公式チャンネルで2012年にアップされたのが一番新しいのでシェアしておきます。ゆったりとしたボサノヴァです。アジアン・ボッサ、よろしければ聴いてみてください。

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