デュエット・キングとの異名を持つピーボ・ブライソン
バラードを歌わせるとピカイチ、デュエット・キングとの異名をも持つ「ピーボ・ブライソン」をご紹介します。1976年にデビューしてから、コレまで数多くの名曲を残しているピーボ・ブライソンですが、やはりデュエット曲が印象に残っているのではないかと思います。ロバータ・フラック、ナタリー・コール、レジーナ・ベル、セリーヌ・ディオンなど、そうそうたる一流アーティストばかりです。
もちろんご本人のアルバムもアダルトなアーバンテイストのブラコンAOR系の楽曲が多く、ゆったりとした時間が流れるように吸い込まれていきます。
今日は1983年にリリースされたロバータ・フラックとのデュエットアルバム『Born To Love(邦題:愛に生きて)』から、ブリジストン「レグノ」のCMにも採用された『Tonight, I Celebrate My Love』をシェアします。「ベストヒットUSA」を観ていた方ならきっとご存知の曲です。
楽曲はマイケル・マッサーで、ホイットニー・ヒューストン、ダイアナ・ロス、テディ・ペンダーグラスなど多くのアーティストを手掛け、名バラードをこの世に送り出してきました。(2015年に死去)
ディズニー映画「美女と野獣」の主題歌で更にメジャーに
彼を更にメジャーに押し上げたのが、1991年のディズニーアニメ『美女と野獣』の主題歌であるセリーヌ・ディオンとのデュエット曲『Beauty and the Beast』です。USチャートでは9位となり、アカデミー賞、グラミー賞も受賞しました。その後、多くのアーティストがカバーしています。1994年のデヴィッド・フォスターの日本公演からシェアします。
翌年もディズニーで大ヒット、ついにUSチャートNo.1に
そして1992年のディズニーアニメ『アラジン』の主題曲となったレジーナ・ベルとのデュエット曲『A Whole New World』も大ヒット。USチャート1位を獲得し、こちらの曲でもアカデミー賞、グラミー賞でも受賞しました。
アルバムなどほかにもいい曲がいっぱいあります
どちらかというと上記のデュエット曲のインパクトが大きすぎるので、ピーボ・ブライソンが個人としてヒットした印象はないのですが、アルバムはなかなかしっとりと聴けるいいものが多いですのでオススメです。
また余談ですが、倖田來未さん、石井竜也さん、小柳ゆきさんなど、日本人ともコラボされているようです。これは知らなかったです。