なんともう45年、おそらくアラ還なら誰もが知る曲『My Sharona』
ザ・ナックの『マイ・シャローナ(1979年)』といったらアラ還の方ならアーティスト名や曲名は知らなくとも ”知ってるわ~っ!” と答えるぐらい有名な曲だと思います。そんな曲をご紹介します。
70年代後半のこの頃はディスコブームで、チャートでは映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のヒットで「ビージーズ」などダンサブルなアーティストが羽振りを利かせていた時代で、ロック系は若干弱い時代だった中での出来事でした。
史上最強の一発屋かも!?
ザ・ナックは1978年にLAで結成されました。この時代のチャートを賑わしたアーティスト、スージー・クアトロやブロンディなどとも関わってきたマイク・チャップマンをプロデューサーに迎えデビューアルバムをリリースしました。その効果もあり、このアルバムはビルボード・チャートで6週連続1位を獲得。
1979年6月にシングルカットされた『マイ・シャローナ』はビルボードホット100で5週連続1位、年間チャートでも1位を獲得しました。また日本でもオリコンシングルチャートで邦楽に混じり、最高26位を記録するなどホントに記録ずくめでした。
髪型や衣装や音楽スタイルもビートルズに寄せることで「ビートルズの再来」としてプロモーションされましたが、その後はヒットに恵まれず残念ながら1982年に解散しました。その後再始動し、2005年にはフジロックで2度目の来日を果たしています。(1度目は1980年冬に日本全国ツアーを実施)
ではアラ還にとっては懐かしい伝説の曲とも言える『マイ・シャローナ』をお届けします。
実はもう1曲記憶に残ってる曲があります
その曲は『マイ・シャローナ』に似てる3rdシングルの『Baby Talks Dirty』で、この曲はビルボード・チャートで38位を獲得しました。2ndシングルの『Good Girls Don’t』は11位だったのになぜか『Baby Talks Dirty』のほうが記憶に残っています。もしかすると日本ではこの曲が多くかかってたのかもしれませんね。
今もなお活動している!?
残念ながらちょっと調べたところ、公式サイトも2016年辺りから更新されていないのでよくわかりません。
ただ言えるのは『マイ・シャローナ』を聴くとなんとなくテンションが上ります。もしもう1度バンドをやるならやってみたい1曲でもあります。シンプルだけどなぜか癖になる楽曲なんですよね。まさに「沼」のようなこの曲、今の時代でもぜんぜんイケてると思いますがいかがでしょうか。