5月26日、イエスのドラマーであるアラン・ホワイト氏が死去
先週5月26日、イエスのドラマーであるアラン・ホワイト氏が亡くなられました。72歳とのことです。
1969年にデビューしたイエスですが、アラン氏は1972年から参加し、50年間イエスのドラマーとして活躍してきました。ちょうどアート・ロックからプログレッシヴ・ロック・バンドへ変わってきた頃ですね。
その他、オノ・ヨーコさんの「プラスティック・オノ・バンド」を始め、ジョン・レノンの『イマジン』、ジョージ・ハリスンの「オール・シングス・マスト・パス」にも参加しています。
今回の訃報は、アルバム『危機』の50周年を記念したツアーで9月には来日公演も決まっていただけに残念でなりません。
2017年には「ロックの殿堂」入りを果たす
イエスは2017年『ロックの殿堂』入りを果たしました。その際のセレモニーでの『Owner of a Lonely Heart』をお届けします。この曲は11thアルバム『90125』に収録されており、プロデュースはトレヴァー・ホーン。かなりポップな仕上がりとなった作品で、ビルボードHOT100で1位を獲得しています。日本でも多くのCMで使われ、ご存じの方も多い一曲だと思います。ライブでも迫力あるサウンドが再現されており、かなり見ごたえがありますね。
同じく同セレモニーでもう1曲披露されました。1971年リリースの4thアルバム『Fragile(こわれもの)』に収録され、翌年シングルカットされた『Roundabout(1972年)』です。
こちらの曲では「RUSH」のゲディ・リーがベースを担当しています。
最後に今年のジャパンツアーのPVがありますのでシェアしておきます。
そして今回のご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。