「カルチャー・クラブ」は1981年に結成、1982年に正式デビューし、ボーイ・ジョージがゲイファッションで一世風靡しました。この時代のニューロマンティックムーブメントを牽引したグループでもあります。シングル『Do You Really Want To Hurt Me(邦題:君は完璧さ)』がUKチャート1位、USチャートでも2位を獲得。その後も多くのヒット曲を世に送り出し、現在でも2回目の再結成で当初のオリジナルメンバーで活動中とのことです。
日本でも2ndアルバム『Colour By Numbers(1983年)』が大ヒットし、シングルカットされた曲も多くのチャートの上位を獲得しました。『Karma Chameleon(邦題:カーマは気まぐれ)』はキャッチーでティーンエージャーも口ずさむほどでした。
個人的には『Miss Me Blind』のギターのカッティングが心地よく好きでした。ダンスフロアでもよく流れていましたね。MVでは日本の文化を織り交ぜた仕上がりになっています。最後には日本語で”燃えている~”なんて言葉も。
そして今日ご紹介のメイン曲『Time(Clock Of The Heart)』は、実はデビューアルバム『Kissing to Be Clever(1982年)』のUS盤にのみ収録されており、それ以外の国ではシングルリリースとなっています。この曲はUKチャート3位、USチャート2位を獲得。なんとも切ないメロディと歌詞がとても気に入ってよく聴いていました。
今回はライブVer.をシェアします。ある記事に載っていましたが、彼らはライブではオリジナルよりも若干テンポを落として演奏するんだそうです。そう言われてライブ盤を聴くとそんな感じがします。じっくり聴いてもらいたい、ということなんでしょうね。