『オリコン年間シングルチャートTop10(1970年)』File0157

1970年代以前

オリコンとは?

まずは簡単にオリコンについて触れておきましょう。

オリコンとは「オリジナルコンフィデンス」の略称で、顧客満足度調査事業、ニュース配信・PV事業、音楽・映像・書籍のデータサービス事業を展開している企業名です。そのオリコンが1968年から日本国内の音楽媒体(レコードやCDなど)の売上を集計したランキングが「オリコンチャート」です。

それではこれ以上の難しい説明は割愛して、1970年の年間シングルチャートを見てみましょう。

1970年のオリコン年間シングルチャートは?

【 1970年オリコン年間シングルチャートTop10 】
1.黒ネコのタンゴ / 皆川おさむ
2.ドリフのズンドコ節 / ザ・ドリフターズ
3.圭子の夢は夜ひらく / 藤圭子
4.女のブルース / 藤圭子
5.逢わずに愛して / 内山田洋とクールファイブ
6.手紙 / 由紀さおり
7.愛は傷つきやすく / ヒデとロザンナ
8.今日でお別れ / 菅原洋一
9.ヴィーナス / ザ・ショッキング・ブルー
10.京都の恋 / 渚ゆう子

ボクの世代に近い方が見たら懐かしく思うでしょう。当たり前ですが俗に言う昭和歌謡が主で、藤圭子さんが2曲チャートイン。若い方はあまりご存じないかもしれませんが、藤圭子さんは宇多田ヒカルさんのお母さんです。ドリフも毎週楽しみに見ていました。

唯一トップ10入りした洋楽が「ヴィーナス」です。ビートルズの「レット・イット・ビー」は32位、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」は42位。なんとサイモン&ガーファンクルは「コンドルは飛んで行く」のほうが上位で33位でした。日本では「ヴィーナス」のほうが人気だったとは知りませんでした。

こうやって以前にご紹介した1970年のビルボードとオリコンを比較してみると非常に面白いですね。

1位の「黒猫のタンゴ」にしようかと思いましたが、個人的に好きだったベンチャーズが作曲した渚ゆう子さんの『京都の恋』をお届けします。ボクと同世代の方ならベンチャーズはご存じの方も多いのではないかと思います。村下孝蔵さんもベンチャーズが大好きでしたね。

ちなみにこの年のレコード大賞はオリコンでは8位の菅原洋一さんの『今日でお別れ』で、渚ゆう子さんの『京都の恋』は企画賞でした。

1970年(昭和45年)ってどんな年?、とGoogleに聞いてみました

Googleがピックアップしてくれた1970年の出来事が下記のようになります。おとなになるとこの頃のことか~、と思うことはいっぱいありますが、当時まだ小学1年生であったボクにとってリアルタイムに感じ取っていたのは黄色のアンダーラインを引いている部分ぐらいでしょうか。この頃はまだビートルズの存在自体知らなかったですから・・・。

日本の主な出来事
  • 社会・事件:
    • よど号ハイジャック事件: 赤軍派による日航機乗っ取り事件が発生
    • 三島事件: 三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺
    • 公害: 田子の浦ヘドロ公害、光化学スモッグ、天六ガス爆発事故など
    • プロ野球黒い霧事件: 八百長問題で選手が永久追放
    • ウーマンリブ運動が活発化
  • 科学・技術:
    • 国産初の人工衛星「おおすみ」打ち上げ成功
  • 文化・経済:
    • 大阪万国博覧会(EXPO’70)開催(「太陽の塔」など)
    • 銀座などで初の歩行者天国が実施
    • トミカ発売、オセロ流行、『日本沈没』などがベストセラー
世界の主な出来事
  • 政治・国際:
    • ニクソン・ドクトリン発表(ベトナム戦争)
    • ドルショック(変動相場制への移行)
  • 文化・スポーツ:
    • ビートルズが解散
    • FIFAワールドカップメキシコ大会開催(ブラジル優勝)

※ 上記枠内はGoogle出でたものを添付していますので100%正しいかは保証できかねませんのでご了承くださいませ。

エピローグ

こうやって55年間をさかのぼって見てみると懐かしくも歴史を感じます。テレビの前に「ラジカセ」を置いて、家族にシ~っと黙ってもらって音楽番組を録音していたことを思い出します。そう考えると70年代の日本の歌謡曲が自分自身の音楽のルーツなのかなぁ~、と。

せっかく始めたので、今後も不定期ですがビルボードチャートと並行してこのオリコンチャートも更新していけたらと思っておりますので引き続きお付き合いいただけると幸いです。

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