1980年代は本当に色んな曲を聴きました。おそらく「浅く広く聴く」スタイルができたのもこの時代です。元々これから誰が出てくるのか、など新しいアーティストを探すのも好きでしたし、大学時代のDISCOやイベント制作のバイト、その後の仕事も番組制作などで常にヒットチャートとはにらめっこの毎日でした。
それ故に、その頃のチャートインする曲は知ってるものの、アーティストについての詳しいことやその他の曲は知らない、といったことも非常に多いです。今後は、「アーティストに関してはあまり知らないけど、この80年代に流行っていた曲」なんかも少しずつピックアップしていきたいと思います。
さて今日なんとなくピックアップしたのが「トーマス・ドルビー」の1982年リリースの『She Blinded Me with Science(邦題:彼女はサイエンス)』です。Hot100では5位を獲得しているのでご存じの方も多いかと思います。シェア動画は2011年の番組で、キーボードとサンプラーを使って一人で演奏しています。
当時、サンプリング音源を多用している楽曲を作っているっていうのはスゴかったんじゃないかと思います。元々キーボーディストとして、トンプソン・ツインズやデフ・レパード、フォリナー、デヴィッド・ボウイ、ジョニ・ミッチェルなどなど、多くのレコーディングやコンサートのサポートなどにも参加していたようです。
教授こと坂本龍一さんとの共作『Field Work(1985年)』という曲がありますので、ライブVer.でシェアします。
ちょうどこの頃にデジタルの波が急激に押し寄せてきたので、ニューウェイブやテクノポップなどの楽曲が非常に多かったと思います。またこんな軽い感じでもお届けしていきたいと思います。